岡山県を中心にディスカウント食品スーパーを手掛ける大黒天物産は31日、福岡県を地盤に食品スーパーを展開するマミーズ(福岡県柳川市)から全30店舗のうち22店舗の事業を譲り受けると発表した。同日付で両社が契約を締結した。大黒天物産は100%子会社を設立して12月1日付で譲受する予定で、九州北部での店舗網拡大の足掛かりにする考えだ。
マミーズは2003年8月の設立で、福岡県を中心に佐賀、長崎、熊本の各県でスーパーを営業している。18年3月期の売上高は約135億円で、今回譲渡する22店舗分では計約99億円に上る。譲渡金額や店舗の詳細は未定だが、現在の「マミーズ」の屋号は残る見通し。
大黒天物産はモール型やコンビニエンスストア型など、中部地方以西でディスカウント食品スーパー151店舗を運営。九州では福岡県にモール型を4店舗構える。同社では今回の譲受を受けて「九州での出店ペースを加速させたい」としている。
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